だから感想なんて副次物じゃないの？
【結論】人による。
世の中には「感想がないから創作やめます」という人もいるし、「感想がなくても見てもらえるだけで満足」という人もいる。「創作したいから創作している。別に誰にも見られなくていいけど、きれいに見える倉庫が欲しいので世に出している」という人もいる。
別に創作のスタンスなんて自分が好きなようにでいいし、「感想がないからやめる」というのも一つの自由だろう。
でもなぜか世の中、「感想がないからやめる」と言う人に対して、上の題名のようなことを言う人がいる。
創作は自分がやりたいからやっているんじゃないの？ 感想がないからやめるなんて、「正しい創作」じゃないんじゃないの？ クリエーターだったら、形に残さずにはいられないって、創作するんじゃないの？
と。
いや、それはあなたの理想なんだろうけど、人によるよ。
上みたいな言葉って、たぶん教師が聖職であると信じるような、女性には優しくあってほしいような、男には強くあってほしいような、そういった個人の持つ願望なんだろうな、という気がする。
クリエーターにはこうあってほしい、という。
それはその人にとって願望で、そうあってくれれば楽に生きられて、だからその願望から外れる人は「正しくない」として糾弾してしまう。
だって、こちらの考え(願望)を否定されているようで嫌だから、みたいな。
まあそういう人の言葉に耳を傾けるかどうかは、各人次第、でもあるけど。
なんだか批判されると萎縮してしまうけれど、仕事ならばともかくとして、個人の趣味の範囲内ならば、自分がやりやすいようにやればいいんじゃないかな～と思う。というか私はそうする。
実際、創作していて気分が落ち込んでいる時は、このまま作品を消してしまおうかなと思う時がある。
私は小説を好きで書いている。そして誰かに見てほしくて公開している。
苦労して小説を書いているので、公開することで色々な人に見られていることを実感するか、あるいは少ない人でも感想をもらって嬉しい気持ちになりたい。
公開することで期待が生まれる。頑張って書いているけれど、それに対して期待したほどリターンがないのであれば、読まれるものの反応がないのであれば、じゃあ自分だけで楽しむから公開はやめていいか、という気持ちになる。
公開しなければ期待することもない。自分だけで楽しむことができる。
今回の話で○○PV行かなかったらやめる、とか、感想○件来なかったらやめる、とか。
続けたいなら続ければいいし、 辛いならやめてもいい、と思う。
だって趣味なのだから。報酬なしに他人に奉仕することを強制されるいわれはない。
読者に読む権利/読まない権利があるように、作者には書く権利/書かない権利(公開する権利/公開しない権利)がある。
まあ人間なので気分の浮き沈みがあって、誰に見てもらえなくとも公開したいので公開しておく。報酬がなくともいいや、と思うこともあるけれど。
なんか話したことと、結論がネジ曲がっている気がするけど日記なので。そんな感じ。
