書綴日記

小説書いたり、徒然

面倒なのに小説を書くのはなんで

なんでこんな面倒な思いをして自分は小説を書いているんだろう、と思う。
時々じゃなくて、わりと頻繁に。

 

世の中には面白いものが溢れていて、たぶん苦労して小説を書かなくても、もっと手軽に面白いものを摂取できる。わざわざ自分で作る必要はないはずだ。だって消費する短さに対して、創造する時間が圧倒的に長い。この文章を書いている間に、君は本をN冊読めたよね? と思う。

 

なんで自分は小説を書いているんだろう。

 

でもこの問答を繰り返すと、最終的に「なぜ自分は生きているのか」に帰結すると思うので、あまり深く考えなくてもいい気がする。
哲学的に論じることもできないではないだろうけれど、ここでやることでもない気がするし。
生きているから生きているんだ。書いているから、書いているのだ。

 

でもだいたいいつも面倒だな~と思っているので、もう少しその「面倒くささ」が少なくなればいいのにな。