書綴日記

小説書いたり、徒然

平熱ちかくになってしまった

この頃ずっと更新できていない二次創作のジャンルがある。

前回更新したのがいつか見てみたら8月だった。もう4ヶ月ちかく更新していない。

 

大体自分が書くのが短編なので、文字数が足りないとアップしないのだけれど、それじゃあいつ最後に書いたか見てみると9月だった。もう3ヶ月ちかく書いていない。

 

他のジャンルの二次創作はだいたい週1でTwitterに上げられる程度の短い話をアップしている。でもこちらはまったく手をつけていない。

 

二次創作をしているジャンル、どちらもソシャゲなのだけれど、更新が滞っている方は実は最近ひとつイベントをスキップした。あと、更新された本編もまだ読めていない。読む気になれないのだ。

その理由は色々あるけれど、上げるとしたら以下な感じ。

 

①居心地が悪い

②ロードが遅くて空いた時間に、というのがやりづらい

③人が減ってきて、活気がない

④(もしかして:)飽きた?

 

①については、半ば自分がいけないのだが、よくある人間関係に疲れたパターンだ。Twitterのやつ。

そもそもにして、はじめは一人でゲームをしていたのだけれど、熱いパッションが抑えきれず他人の意見とか、感想とかを見たくなってアカウントを作った。それで目に入ったジャンル者を片っ端からフォローしていった。

が、今までそういうジャンル垢というものを作ったことがなかったので、(Twitterにも詳しくなかった)距離感とか、暗黙のルールとか数字が見える苦しさを知らなかった。

創作者同士でつながって、相手がRTしてくれるならば自分もしなくてはならない、とか。他の同じ小説書きの人のRT・いいね数が気になってしまう、とか。

あと、今考えると言動ももう少し気を使ったほうが良かった(誰も気にしていないかもしれないが)。

 

まあ色々あって疲弊した。ある日、「もういいや」と思ってしまった。いつかまた戻っていけるかも、と一応アカウントは殺していないが、多分戻ることはない。

壁打ち用の垢とかも作ってみたけれど、それも一ヶ月に一回ツイートすればいいくらい。だってもうゲームはログイン&スタミナ消費のみで、ストーリーを読めていないために、新規の萌えがないからね……。

 

②については、まあ、書いたまま。遅くてサクサク進まないので、ストレスがある。でもそれ以上の熱意があれば乗り越えられるのだけれど、今はそれがない。ただただ面倒。

 

③については、まあ……。支部に上げても明らかにブクマが付きにくくなった。

元々大きなジャンルではないのもあって、正直そこまで見てもらえないのであれば、作らなくていいかな……という気になっている。

以前は読んでもらえる嬉しさももちろんあったが、それ以上に萌えて(燃えて)いたので、自分の妄想が形になる喜びもあったのだ。

でも今は、書くのがただただ面倒。見合う評価がないなら書かなくていいかな……みたいな。

 

④については、①~③の合体でそうなった感じか?

いや、それよりも前にあまりにも本編が進まないので(イベントはある)、その上進んでも前ほど面白くないので飽きてきた、というのがある。

一時、あるイベントがとてもおもしろく、「やっぱり楽しい!」と思って情熱が戻ってきた時もあった。あの時には、まさかまさかの同人誌も作った。

……でも、今はそういうのはない。イベントのストーリーは無難で、別に読まなくてもいいか……という気持ちになる。

そもそもにして、私はあまりひとりのキャラクターに入れ込まない質だ。物語性が好きで、だいたいみんな好きになる。たった一人、この人が大好き!という境地にならない。

もちろん好みのキャラクターはいるが、それだけ。強烈に誰かひとりを好きにはならない。

つまりその場合どうなるかというと、このキャラがいるから今度のイベは読もうとか、このキャラのもっといろいろな話がとても読みたい! とはならない。あればいいけれど、なければワンシーンくらい書けばひとまず満足する。誰かに布教したいとかもない。

 

で、今。

かつて持っていた熱いパッションは落ち着き、風前の灯火だ。

一時、お前、熱でもあんの? みたいなテンションでいたのに、今は平熱。ニュートラル。

 

でも、ふとした時に、ああ、書いてないな……と思う。

 

多分、かつての日々への執着&罪悪感だと思う。

楽しかった日々もあったな、今から取り戻せないかな、という思い。

そして(いるかどうかも分からないけれど)、待っている読者を裏切るかもという思い。

あと、書きたいな~と思って起こした同人誌2冊分のプロットと、一部の文章。

特に文章は、「私、天才では……?」というようなとても良いものが偶然書けたので、それをどこにも出せないのは惜しい。

 

 

でも、今、それを書く気力があるかといえば、ない。

 

だってそれよりもっと書きたいと思っているものもあるし、そちらを書いたほうが楽しい。そして少なくとも多くの人に読んでもらえると思う。

 

ああ……、またあの熱い想いを取り戻すことはあるのだろうか。

(いちおう、年末に目標を達成できたのならば、まだ読めていない本編の更新分を一気読みしたいな、という思いはある)