書綴日記

小説書いたり、徒然

ひとつに依存しないこと

私は今、3つほど小説を書いている。


・メイン(?)の長編小説
・月イチ更新予定のマイナー小説
・週イチ更新予定の短編?掌編?(1000-3000字くらい)二次創作


オリジナルふたつに、二次をひとつだ。


昔はメジャーではないジャンルの二次小説だけを書いていた。
感想はほぼないものの平均ぐらいの評価はもらっていて、自給自足のつもりもあって、初めの方は楽しくやっていた。
ただ、ある程度話を書いて書きたい話が尽きてくると、書いて読んでもらう楽しさより、書くことの辛さが勝って少し病んでいった。


小説をアップしても評価がないから、感想がないからやめようかな、このひとと同じぐらいの技量があるのに評価されない、私が書いていてもなあ……、etc。


小説を書くことを他者の評価に依存するのは良くないと分かっていたけれど、評価されるのは嬉しかったし、それなりに苦労しながら書いたのだから、それに対する報酬が欲しかった。


上記のことに対して、正論として、そもそも原作が好きだから書いていたんじゃないか、とか、他者の評価はタイミングとか結局は面白いかどうかなのだから、いくら苦労したと言ってそれを主張されたとしても意味がない、とか。
分かっている。でも自分が好きで書いていたと言っても、Web上の他者の目がある場所に置いているのだから、なにかしらの反応、できれば評価がほしいのだ。それが全くいらないのだったら、ローカルに保存して自分でだけ読んでいる。


アップしても評価が付かず、ジャンルに人が少し減ってきたのもあって少し辛かった。


まあそれから色々あって、今は二次以外にも書いている。そして以前と比べて精神は結構健康だと思う。
理由はいくつかある。

・オリジナルは大まかなくくりのジャンルはあるが、二次のそれと違って原作が自分なので、前ほど他者と比べることがなくなった
・二次は自分に交流力がないと分かったので、壁打ちになった。他者の視線を気にすることがあまりなくなった。


そしてなりよりも以下だ。


・ひとつが爆死しても、他にも2つあるので心の余裕が持てる


これに尽きる。


ひとつしか心を注ぐ先がないと、それが駄目になったときに精神の建て直しが難しいが、複数に向き先があるとひとつが駄目でも他がある。
あと辛いことからはさっさと逃げるのがいいと思う。他人の評価が気になるなら見えないようにアプリを入れるとか、壁打ちになるとか。以前はそれをしても評価が気になってしまったけれど、今は他にやること(他の小説)があるので、前ほど気にしなくなった。


私は今の所、小説がマイブームなので(?)小説を三本とかやっているけれど、別に他の趣味をやってもいいのだ。小説を書きつつ、他の趣味も楽しくやる。ゲームとか、料理とか。


対価としてお金を貰ってやっている仕事ではないのだから、何事も楽しくやりたい。