書綴日記

小説書いたり、徒然

小説を書く理由

小説をWeb上に公開するときに気をつけることは?という質問に対して、Twitter上でいろいろな人が答えているのを読んだのだけど、大まかに分けてふたつあった。(たぶん質問に対してどういう観点で答えるべきかの受け取り方が、人によって違ったのだろう)

 

①どうすると多くの人に読まれるのかのノウハウ
②なんのために書くのかを考えること

 

私は特に②の方について、そうだよなあ~となった。


もちろん①も大切なのだろうけれど、そもそも多くの人に見てもらいたいと思っているのかどうか。

 

・作品を公開することでメリハリが出て、きちんとした文章が書けるようになる(から公開している)
・書いた話を同じ感性の人にひとことでも面白いと言ってもらいたい(から公開している)
・ただ書くのが楽しくておすそ分けのつもり(で公開している)
・自分の書いた話を称賛してほしい(から公開している)

 

と人それぞれなんだよなあ、と。

 

小説を書くに当たり、なにを報酬とするのかは人による。
小説を書く楽しさが報酬の人もいれば、他者の感想が報酬の人もいる。直接的に、金が入るのが報酬の人もいる。

100%自分が楽しいから書いている、という人がいるならば、それは趣味として最高だなあと思う。他者の行動を必要としていないから。


自分の行動は変えられるけれど、他人の行動を変えることは難しい。つまり読んでもらったり、感想を書いてもらうことをコントールするのは難しい。
でも他者の行動の産物を報酬とすると、満たされない場合に苦しむことになる。私もしばしばそうなる。

 

別に発表をしなくても、小説を書くだけで楽し~~~~~!!!!!となる人間になれればもっと楽だろうになあ。