プロットを書くのが苦手だ。
細かいところまで詰めきれない。詰め過ぎると「もう書かなくていいんじゃない?」とか「面白いか、これ?」となるし、方向転換した際の労力の無駄が大きくなる。
ゆるすぎると想定外の方向に進んだり、次のシーンに繋げられなかったりする。
他のひとはどうしているんだろう。
ちなみに私はたぶんザルのようなプロットしか作ったことがない。
メモ程度で長編(50万以上)を完結させたけれど、それの反省が「ちゃんとプロットを作っておけばよかった」だったので、多少作るようになったけれど、それでもザルで毎回「もっと書き始めからしっかり考えておけば…」となっている。
今のところ、自分の感覚は以下
- ~3000文字前後
- なにかしらの一文のみでOK
- 例:おいしくごはんを食べる
- なにかしらの一文のみでOK
- ~5000文字前後
- 一文程度でも書けることもあるが、ちょっと長めの文章があるといい
- 例:休日。なにもしたくないのだけれど、冷蔵庫に今日が賞味期限の肉があることを思い出して、ずるずるベッドから這い出てシチューを作る。美味い。
- 一文程度でも書けることもあるが、ちょっと長めの文章があるといい
- ~1万字前後
- ~10万字前後
- ざっくりどういうふうに話が進むのか列挙でいいのでメモが必要(これがプロット?)
- それ以上~
- プロット・世界観等の名称メモ・伏線のメモなど、メモが色々必要。
なので、プロットが必要なのは長編の場合かな…。
そして完成度を高く作りたいのであれば、細かい部分まで妄想してプロットを立てて流れを掴んでから書き始めた方がいい感覚がある。
後は以下を決めておかなければいけないかな、と思っている。
- 終わらせ方
- 作品を貫く雰囲気
- テーマ(作品の縦軸)
- なにを書きたいのか
- 作品の横軸
- 読ませるためにどういう快楽を用意するか
結論が出ない。
そもそも「プロットをどこまで詰めるか問題」なのにそれ以外の話しかしていない。
…次の長編を書く時にいつもより時間をかけてプロットを組んでみるしかないだろうか……。